対イラク円借款「バスラ製油所改良計画(第六期)」に関する書簡の署名・交換

令和6年11月17日
11月17日、松本太駐イラク大使は、タイフ・サーミー・ムハンマド・アル・シャカルチー・イラク共和国財務大臣との間で、600億4,000万円を限度とする円借款「バスラ製油所改良計画(第六期)」に関する書簡の署名・交換を行いました。
 
 本計画は、イラク南部バスラ県に位置する既存バスラ製油所において、高品質石油製品の生産を可能にする、流動性接触分解装置(FCC)を含むFCCコンプレックスを新設するものです。
 
この計画を通じて、イラク最大規模である同製油所の生産性向上、石油製品の品質向上と需給ギャップの縮小、環境負荷の低減及び関連技術の移転を図り、もってイラクの経済・社会復興に寄与することが期待されます。