当館館員が日本のNGOの支援により改修されたエルビル県内の学校を視察

令和6年3月24日
2024年3月20日、経済協力班の館員が、当地で活動するNPO法人「IVY」が令和5年度ジャパンプラットフォーム(JPF)事業「イラク・エルビル県長期化する避難生活下における子供への教育支援・フェーズ3」を通じて行った改修したエルビル県内のアルサディーク小学校及びアルサディーク男子中・高校を視察しました。
 
同校は、当地に約1.12百万人いる国内避難民(IDP)のための学校ですが、プレハブ校舎の老朽化により、床や壁、机や椅子が破損していた他、トイレも壊れて非常に不衛生な状態に置かれており、生徒達が安心して学習に専念できる環境ではありませんでした。
 
今回、IVYの支援により、プレハブ校舎やトイレが改修され、児童・生徒の学習環境が大幅に改善されました。校舎の壁の横断幕をはじめ、現地関係者から日本とIVYの支援に対する謝意が示されました。

             



             

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